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バランス

 

部屋を一回り見る

なんともめちゃくちゃになってる

いや、それだけじゃない

何か、空気がかたよってるのではないか

 

電話が鳴り響くとるきもしない

カチャ

「留守番電話です。メッセージをどうぞ。」

僕の間抜けな声が聞こえてきた

「ツー、ツー、ツー」

何も言わず、切れてしまった

誰だろう
自分では確かに心の奥でわかっていた

今の電話が誰からか・・・

「誰だろう」

かたくなに、そうつぶやいてみる

何だか部屋が傾いている

僕の方にすべてが

僕におおいかぶさってくるみたいだ

 

そこに君がいなければ

すべてのバランスが

僕の心のバランスが

ぼくは電話に、手をとった

 

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「ベット」

 

寝返りをうつたびにベットがきしむ

涼しい風がわたしの体を冷やす

この体を暖めてくれる人は

今は遠いところに行ってしまった

 

いつもは小さいベット

二人して寝るから

窮屈になる

 

今はそのきしむ音がわたしに言う

「一人で寝るのは寂しいかい?」

そんなことはないよって片意地張って

ベットにおこる

「じゃあ、もっとひろびろと俺を使えよ」

 

知らず知らずに片側をあけていたわたしは

それでも、意地を張っていたかった

 

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「 おはよう 」

 

朝早く起きてみると、きみはまだすやすや夢の中

隣で寝てる僕、むしょうにキスをしたくなる

そして、頬にキスしてみる

きみは、気がつき寝ぼけまなこで僕を見る

そして微笑み、もう一回とねだる

僕は照れくさくなって

「やだよっ」 といってしまう

きみは、ふくれっつらをするから、何だかキスしたくなる

軽く、くちびるに触れて

「おはよう」 と言う

 

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「お見通し」

 

一緒になって何日目?

なんて、聞いてくる

1ヶ月だよと答える

何かをたくらむ君だけど

僕はすべてお見通しだよ

だからね

その前に、キスしてあげる

 

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君の心

 

風が強い

僕の全身をも揺らす

それでも僕は進み出す

そして風をさえぎる

 

とても強そうに見えた人でも、

実は、砂でできたように崩れさることがある

僕と同じように崩れやすい人

とても弱い心

 

どしゃぶりの雨

僕の全身をも濡らす

それでも僕は立っている

そして傘をさしている

 

僕は少しでも力になりたい

だから、君を崩れないようにする

ただ、風がきたらそれをさえぎり

雨が振ったら傘をさすことしか

出来ない僕だけど

 

今日は天気がいいから

僕がいなくても平気かい?

だけど、僕は君のそばにいるよ

そばにいたいから

 

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わかれ

 

恋はいつかは終わるものなのか?

恋はいつから始まるものなのか?

 

いつも一緒にいたから、始まりも終わりも感じられない

ただ、僕に新しい始まりがきたから、終わりなのかもしれない

 

いつも一緒にいたから、なれ合いの中の

感じられなくなったものを

僕は、他の人に見つけてしまった

 

いつも語ってたあのころを思い出すけど

もう、思い出したくない

そのことを思うとやりきれない

自分勝手な僕を愛してくれた彼女を

僕は忘れて、新しい人と一緒にいる

 

そんな僕はどのようなやつだろう

すべての人はどうするだろう

 

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空白の日

 

だってそうじゃん

何も考えたくないときってあるだろ

 

手をつないで歩きたい

腕を組んできてほしい

笑顔を見せてほしい

 

いくら思ってみても

だめなんだ

 

だから何も考えない日だっていいよね

 

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「そのままの君」

 

自然な君が素敵だ 

へんに着飾るとおかしいから

そのままの君を見ていたい

町の景色 人の心

たくさんかわっていくけど

君はかわってほしくない   

町の景色 人の心

すごく急いでいるけど

君は歩いていてほしい

 

自然な君が好きだ

君と話していると楽しいから

ぼくの自然な気持ちがわいてくる

君の景色 君の心

すこししかわからないけど

自然なままでいてほしい

僕の景色 僕の心

たくさん伝えたいから

自然なままでいてほしい

 

へんに着飾るとおかしいから

そのままの君を見ていたい

そのままの君がすごくきれいだから

 

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いま

 

コンクリートの中、息をしていない

自然のため息が、かすかに聞こえる

そのため息さえも、聞こえなくなる

 

さあ逃げようか、海の中、空の中へ

みんなで行きたいよ、そうみんなで

 

むかしは、海の色は空の色だったよ

いま、海は誰かに色をつけられたね

 

こころの中を映す海、そして青い空

ただ、今はよごれた色に、染まった

 

みんなむかしは、大空を飛べたんだ

みんなむかしは、大海を泳いたんだ

 

みんな、いまは、何もできないのか

 

逃げる事さえ出来ないのか

 

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年賀状

 

見慣れた文字

だけど、久しぶりに目にする

少し特徴のある字

 

結婚したのか

よかったね

 

すこし、苦笑い

 

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空がキレイな青にみえる

入道雲が真っ白にみえる

 

夏の太陽がまぶしい

夏の風が気持ちいい

夏の木陰が居心地いい

 

出かけてみようよ

 

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こういうこと

うまくいえない

 

かわらない気持ちが

いつ変わるかわからないと臆病になる

しんじる事はいつでも

てをつないで歩くことなのか

 

 

なにもないところからはじまった

いつも、君だけを見ている

 

けっこうだめな僕だけど電話より君に会いに行く

どんなときにも、一緒にいたいと思う

 

きついことも言ったと思うけど

みつめあいたいんだ

 

とおい未来の中で

のりこえる

おとなの社会で

もがきながらでも

いいじゃない

でないと僕はほんとに

がんばっていけないから

 

かさなる言葉ばかりじゃ物足りない人だから

さみしがりやだから

 

 

ないてる僕をだきしめてくれた君の

るり色の瞳を見つめていたい

 

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夏だから

 

ガンガン効いた冷房

クラクラする頭

いやになるオフィス

 

窓を空けて

心地よい夏の風に

あたってみる

 

暖かさを

肌が感じる

 

自然の風に会いたくなる

 

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長い暇

 

こんなに一人でいるのも久しぶり

誰かといつも一緒だから

とてもさみしいわね

 

長い夜にいつまでも起きてて

する事がないの

そんなとき昔の写真なんかみちゃ駄目なの

こんな時、雨でも降ってくれればいいなぁ

雨が好き

 

本がすごくすすむ

だから本がすぐに消えちゃう

 

みんないつも何してるの?

暇だったら家にきて

 

何も出来ないけど

暇な人がたくさん集まって

暇するのもいいんじゃない

 

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all written by 冬威

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