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「偽物の微笑み」

 

  偽物の微笑みを誰が笑えよう 

合わせられぬ不器用者

嘘をつけぬ正直者

理不尽のまかり通る場所にいて

生きていくために発明した

偽物の微笑みを誰が笑えよう  

 

本心をさらけ出せと強制され

誰もが借り物の見栄で誤魔化しきれぬ

本当の言葉って、本当の優しさって

何だそれ?  

 

疑ってやまぬ魔女狩り

現代の呪い、

私がその中にいて

できることといったら

偽物の笑み

 

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ようようと漂う空気に身を任せ
ひたすらに鳴り続ける笛の音をたどれば
かすむ目の先に雨だれを見て
そこから立ち去る者の背中よ

世の無常今更のように胸に響き
絶えず流れる川の青さは
間抜けな顔を映してやまず
全ての死者にそそがれる

このうたをうたうときはいつも
髪のかかる目をひそめて
まだ見ぬ先のことを考え
苦い催眠薬で眠りにつく

息のない自分を想って
このうたを全ての死者に捧ぐ

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寂しい気持ち

気持ちがバラバラに壊されて
拾い集める気力も無く
ひとかけらのガラスを握って
誰かにそれを投げつけた
それが見事に刺されなんては
きっと思っていないけど
それが落ちる音に気づけと
心で念じてしまう甘えはあって

でも歩くスピードの速い人たちの
足下までには届かなくて
またすぐにうつむいて
僕は何もしなくなる
僕は何かしたくなる
そしてまた破片を拾って
他の誰かに投げつける
他の誰かに投げつける

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ただ沈黙の空気のごとく

雨の降り続く道の長さよ
気がつけば使い古した手の大きさよ
風にそよぐ花畑に迷い
あたり駆けめぐる青春の贅沢よ

気にすることなかれ
気にすることなかれ
祈り多き日々の悲しみの数よ
目に映る世界の愚かさの数よ

あぁはかなさはそれ以上に
あぁ愛しさはそれ以上に
私の周りにふりそそいで
ふとした瞬間にそれに気づく

ただ沈黙の空気のごとく
ただ沈黙の空気のごとく

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純心

なめらかに
ためらう
もどかしい
ななたの優しさが
ぼくを
あざやかに
きずつけた

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all written by ほりさん

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