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夢
どこまでも青く、青く、青く、
広くて、大きくて、遠いあの空へ、あの彼方へ、
さあ、今からでも遅くない。僕の可能性。
このちっぽけな僕がいる地面をけって、
翼を広げて飛んで行く。
小さくなって行く君の世界。だけど、
僕を収める箱は、あんなに小さいものじゃないんだ。
きっと。
あの太陽の光が、届かなくなるところ。
そこまで飛んで行くんだ。
今だから、涙をのんでも、祝福されなくても
僕は行きたいんだ。目を開くと、そこは暗闇。
君はいない。だけど僕の命は、うなってる。
生きている。そして夢を求めてる。さようなら。
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幸せ
いつもつかみ損ねた,自分の幸せを,
思い出にしながら,君は大人になって行く。
ほんのささやかな,光や,風があなたを夢中にさせていたのに,
今は,その光や風までもが,うっとうしいのですか。
幸せを求めなくても,幸せだったとき。
そのほうがいいのかもしれない。
自分が決めた幸せを,手に入れることでいっぱいの君たち。
もう一度,かすかな光や,風を。
もう一度。
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私
深い深い,暗闇の底に誰かがいる。
愛されていないから,そこにいる。
私は,愛してるって,伝えたいのに,
その子には,耳がない。
くちづけをしたいのに,口がない。
抱きしめてあげたいのに,肩がない。
光を見せてあげたいのに,目がない。
連れていってしまいたいのに,足が,手がない。
ああ,いったい,私は,どんな愛され方を、したんだろう。
目で,足で,口で,肩で,耳で!
どんな!どんな!どんな!
私が,泣いたら,その子は私を抱きしめて,
愛してる。 って言った。
手があって,耳も,足も,肩も,目も。
その子は,私だった。
いつも心の底にいた,本当の私。
私の涙をそっとぬぐって,私は消えた。
もっと自分を,愛して。
やさしい自分が見えてくる。
周りにばっかり,愛を配って,
自分にはあたらなかった愛。
愛を....。
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星に願いを
父の,大きな背中。母の,あの笑顔。
真っ赤なランドセル。
忘れられる,忘れられる。ずっと昔の星になる。
おじいちゃんの昔話。おばあちゃんのお味噌汁。
金魚のおはか。
思い出せない,思い出せない。ずっと昔の光になる。
クラブの帰り道。汗だらけの毎日。
同級生たち。
なくなって行く,なくなって行く。ほんの小さな点になる。
宝物なのに,宝物なのに,捨てられた。
大人になって,大人になって,失った。
あの心,あの時間,あの空間。
あの声,あの笑い,あの人。
星に願いを託してみる。
いまさらのように,いろんなことを.....。
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all written by コージュ