2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつの間にか
自分が一番嫌っていたタイプの人間になっていて
その運命から逃れたくて
もがけば もがくほど
泥沼にはまっていく様で
「私は違う・・・」
そう 自分に言い訳しながら
矛盾に苦しむ事からも逃げてる
気がつく事さえできずに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
唇がそっと触れた瞬間
張りつめていた糸が弾けた
止められるものなら止めてみて
この私を
あなたのその手を
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
打ち抜かれた弾丸
白い目をした子供達が世界を語り出す
何もかも狂ってしまった
笑いながら死んでいく君
お願い・・・・
この世界を止めて!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰でも良かった訳じゃない
出来るだけあなたの側に居たかっただけ
そんな私でも
許されない罪ですか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今ある全てのものを失っても
真実を知りたい
これが私のやり方
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そういえば昔
手をつないだだけで 心が震える
そんな時もあったっけ
いつの間に
当たり前になってしまったんだろう?
あの胸の鼓動を
どこに忘れてきたんだろう・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私の背負った傷
何一つ知らないで
どうして 一緒に居ようなんて言えるの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼女の指に見なれない赤い石
いつもより輝いて見える 無邪気な笑顔
わざと気づかないふりして
いつものピアスを誉めた
「あの人がくれたの」
今はその言葉を聞きたくない
あれは昨日の夜 彼が隠した小さな包みの中身
彼女と私の誕生石
何もかも燃やすような赤い石
私の罪悪感だけ残して
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
小さな窓の端に見える翼
藍色の澄んだ夜空から望むガイア
満月の光を反射して映す大河の流れ
凍った大地は何処までも広がり
その寛大な優しさに
自分の小さな愚かさを思う
この幻想的な光の芸術は
地平線と私の心までも曖昧なものにして
このまま何処まで行くのだろう
いつか本当の目的地に辿り着くまで
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
訳もなく怖かった
ただ逃げ出したくて
肩に降りかかる物全て
闇雲にこの手で握りつぶした
何一つ 見極めようともせずに
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もしもあの時・・・なんて
永遠に叶わない願いなら
そんな言葉すら
私は捨ててしまいたい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなたをなくしたら
もう 失うものなんて何もない
怖いものもない
悲しい事もない
苦しむ事もない
でも・・・・
生きてる意味さえ もうないよね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
気づいているのに
いつも友達の顔して あなたの恋の悩みを聞いてる私
嫌な女だね
でも
言葉にしない
あなたもズルイ人だよね
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
愛してるなんて
照れくさくて言えないから
私の言葉は いつも大好き
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
言葉にしたら もう止められないから
笑顔しか返せないけれど
今 あなたの声が聞きたい
この距離を縮めて
離れていく現実を忘れられるように
私のこの想い
お願い 気づいて
でも 気づかない振りをしていて
あの日の電話
あなたからの告白を笑ってごまかした
寂しさに泣くのが怖かったの
本当は辛い気持ち
お願い 気づいて
でも 気づかない振りをしていて
言葉にしたら もう弱さに勝てないから
笑顔しか返せないけれど・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
同じ星をきっと見ている
そんな気がする
この星はあの人の所にも飛んで行くのだろう
二人の願いを星の糸でつないで
あの人の上にも
私と同じ 運命の流星が降り注ぎますように
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
簡単に手に入れられるものなんて
きっと とても単純で
ありふれた幸せ
見えない道を歩くなら
リスクの計算をしないでも
あなたへの道標だけを探そう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
重なった視線が苦しくて
わざと目をそらした
アスファルトを映したはずの瞳には
あなたの残像が
まだ残っていた
切なさに耐えきれなくて 目を伏せた
それでも
あなたの笑顔は目の前に映っている
まるで 映画のスクリーンのように
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなたが歌うあの歌
夢の中では 確かに聞こえたはずなのに
今はなぜ?
思い出せない・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その声を止めて
何かが聞こえても 耳をふさがせて
開いただけの瞳にも 何も映したくないから
自分が消えてしまっても
もう かまわないから
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
言ってはいけないはずの言葉が
今にもこぼれ落ちそうだった
こみ上げてくる愛しさを 押さえるのが精一杯で
あなたの言葉にも 頷くことしかできなかった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私は間違ってはいなかったんだ
すべての辛い別れも
悲しい選択も
みんな正しかったと
だってほら
こうやって今
光に向かって走っているのだから
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
がんばれって言葉
私あんまり好きじゃなかった
「これ以上、何をがんばるのよ」なんて
素直に受け取れなかったんだ
でも
今日のあなたの「がんばれ」は
ちょっとほっとさせてくれて
素直じゃない今までの自分が少し
恥ずかしくなった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
誰よりも嫌いで
誰よりも理解できない人
それは 鏡の中の人物
声や顔だけは
よく見覚えのある人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
いつだって
こんな風に笑いたいんじゃない
ただ何の意味もなく
子供のように
声を出して 思い切り泣きたい
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今あるものが私の全て
過去も未来も
ただの記憶の副産物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お揃いの左耳のピアスが
少し痛かった
どうしても外せなくて
あなたへの最後の望みだった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
OFFのままの電話
あなたの番号を押して
本当は大好きだよって言ってみる
届かない声が
余計に切ないのに・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
あなたに昔の彼女の名前を聞いてから
あの名前が
一番嫌いな名前になった
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
お願い!
私を殺さないで
私の心を
殺さないで・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
長く一緒に居すぎたのかな
側にいることで
あなたを駄目にした?
ピュアなあなたが消えていった
誰のせいでもないなら
どうして罪悪感だけ残ったのだろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
重ねた時間だけ
増えていく罪と心の傷
「綺麗になったね」
誰かに言われるたびに
心が醜くなっているような気がする
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
裏切りに傷ついても
余裕を見せて微笑むから
あなたは
私の心の暗殺者
信じた言葉は 最後の止め
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今 思い切り泣かせてくれたら
どんなに楽になれるだろう
誰かに話せるぐらいの軽い想いなら
こんなにも苦しくはないだろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
落雷の音に
あの人の呼ぶ声が聞こえたような気がした
激しく降り出した夕立
頬をつたう雨の滴に
心の中まで読みとられているようで
凍り付くほどの冷たさを感じた
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
all written by りょん