もう・・・何もかも どうでもよくなって

想いを断ち切る方法を考えてみても

所詮は無駄な悪あがきだと気がついたから

今は思考回路のほんの一瞬の隙間にさえ

あなたの事ばかり考えている

 

 

最悪の夢を見た

あいつが彼女に告白してる夢

何故か私も側にいて

いつものように心を押し殺し

苦しそうな笑顔で 冷やかしの冗談を言う

夢なのにものすごく切なくて

心が痛かった

夢の中でさえも

その場で泣き崩れる事は許されないのだろうか

 

 

空呪

 

月の呪縛は輝きよりも

強さを右手に

優しさをこの胸に

そしてその両の手を頭上にかかげ

落ちていくあなたの空さえも支えられるように

 

 

珈琲を頼んでみる

いつものあなたの香りがした

あなたが居なくなるような気がして

飲み干すことが出来なかった

 

 

どんなに楽しい休日の約束をしても

今 あなたがここに居ないから

受話器を置いてすぐ

なんだかとっても寂しくなって

泣きたくなるよ

だからまた

電話をかけてもいいですか?

 

 

特別な日はなぜか雨

あなたのとの約束の日も

いつも雨音が聞こえていた

曇った空が愛おしく思えるのは

きっとそんな記憶のせい

今 雨が降るのは

あなたを想う私のため

静かに

雑踏を消し去るように

愛おしい雨が降る

 

 

久しぶりの君からの電話

「こんばんは」

照れ隠しで出た言葉のはずだけど

何故だか急に

あなたをとても遠くに感じた

 

 

誰に許しを請おう

あなた以外の誰かの名前

夜明けの来ないこの街で

たわいもないほど小さな罪

 

 

伝わる恋より

叶う恋

 

 

私の恋は

傷ついて

跡形もなくボロボロになって

心に何も感じなくなったら

やっと終われる

悲しい宿命

 

 

ドライブ

 

もう思い出でしかないはずなのに

あの人の家の前を通る時

”もしかして”

なんて言葉が頭を過ぎって

隣で楽しそうに話すあなたの言葉も

まるで上の空だよ

 

 

君に関する全ての物が宝物

よく買っていた缶コーヒー

好きだったあのCD

いつも吸ってた きつめの煙草

大好きだった君を思い出したくて

全てを揃えてみるけれど

あの笑顔だけは

やっぱりここにはもうないね

 

 

もしも君が本当に望むなら

何回だって言うよ

あなたのことで心がいっぱいだって

あなたのことしか見てないって

この際 無駄な駆け引きは無しにして

つまらない言い訳は後にして

これが敗北だと言うのなら

素直に負けも認めよう

 

 

君の軽い一言で

粉々に砕けた恋心

なにの不思議な安堵感

あんなに苦しかった心が嘘のよう

やっとこの想いが

救われたような気がした

 

 

いつだって近くに

どんなに高い障害も

遠く離れたこの距離も

どこにだって飛んで行くから

幾千の時代さえも超えて

君の望む

その一言を届けに

 

 

作り笑いも覚えて

誰かの誘いの言葉も

上手に交わせるようになった

変わりに

何か大切な物を失ったような気がした

 

 

最近どうかって?

私は相変わらずだよ

相変わらず

あなたの事だけ考えてるよ

 

 

群れ

 

弱き男は壁にも群れる

散らしてみようか蜘蛛の子を

落ちる吊り橋

沈まぬうちに

 

 

大人になるために

今日 覚えたこと

昨日 学んだこと

どちらも

私の嫌いな人間になる方法

 

 

もう会わないって

二度とここには来ないでって

あんなに喧嘩して別れた週末

でもね なぜだか

ポストのDMの束にも

いくつか入った留守電の光にも

こんなにあなたの陰を探してる

もっと素直になれたらって思うよ

あなたの最後のセリフ忘れられなくて

「かわいくないよ」って

本当だね

喧嘩の理由なんて 本当はもうどうでもいいの

意地をはっているだけ

素直に謝れる勇気が欲しいよ

これから電話したら

会いたいって言ったら

あなたはなんて言うだろう

今日は勇気をだして言ってみるから

「ごめんね、いつも素直じゃなくて・・・」

 

 

くせのある歩き方 変わってないね

後ろ姿見つけて

すぐにあなただとわかった

見慣れない背広姿

二人の間には こんなにも時が経っていたのね

切なかった恋心を思い出して

人違いならいいのになんて

一瞬 戸惑ったけど

振り返った時のあなたの笑顔

あの日のままで

なんだかとっても嬉しかった

 

 

そんなの子供じみいると

笑われるような事でも

素直に喜べる自分でいたい

たとえば

偶然に写った

横顔の君と二人きりの写真

要件だけの短い電話

事務的なメモの最後に書かれた

「がんばれよ」なんて優しい言葉

 

 

神様 お願い

彼女の記憶を消して下さい

絶対に勝てない勝負を挑んでみても

ただ空しいだけ

あなたの何気ない話

小さな思い出の欠片に

あの子の陰を見るたび

なんだかとても苦しくなる

あなたのそんな気持ちも

理屈では理解しているはずなのに

 

 

all written by りょん

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